こんにちは
今回は英語の5つのパターンの1つめ
「第1文型(SV)」
の形をみていきましょう。
あらかじめこの記事を読んでおいてくださいね!
第1文型は、この記号のとおり
主語(S)と動詞(V)だけで
作られた文のことをいいます。
日本語でいうなら、「主語」と「述語」だけという文です。
例えば
I live. (私は住んでいます。)
品詞を書くと
(主語)I (動詞)live.
しかし、これだけだと
「ん?どこに?」
という感じになってしまうので、
前置詞+名詞などで補足説明することが多いです。
こんな感じですね。
I live in Tokyo. (私は東京に住んでいます。)
ここで重要になるのが、
前置詞の後ろには名詞を1つ置いて
<前置詞+名詞1つ>がワンセットになって副詞として働きます。
副詞というのは「文の要素(S、V、O、C)のどれにもならない」ものです。
それを踏まえて品詞を書くと
(主語【S】)I (動詞【V】)live (前置詞+名詞=【副詞】)in Tokyo.
ですね。
このように前置詞+名詞などの副詞はあるけれど
文の要素としてはSとVだけの文のことを
第1文型(SV)といいます。
ちなみに、
to schoolのschoolは前置詞の目的語といいます。
これは覚えておいてくださいね。
第1文型はもう1つのパターンがあります。
いわゆる
There is 構文
と呼ばれるものです。
「~がいる/ある」などと、
中学校で学ぶ構文ですが、
このThere is 構文で大切なことは
・必ず第1文型(SV)になる
・しかも主語(S)と動詞(V)の位置が逆になる(倒置する)
ということです。
大切なポイントが2つもありますので要チェックです。
品詞を見てみると
になります。
くれぐれも there を「そこに」と
訳さないようにしましょう。
意味的なニュアンスは
「Sが存在している」
くらいの少しボヤッとした存在という感じなので
話し手と聞き手が共通認識しているような「このイヌが!」
を表すthe、this、that、yourなどの語を主語につけて
there is 構文を作ることはできません。
「このイヌがテーブルの下にいる。」
と言いたいときは普通に
と書けばいいですので区別は必要ですね。
ちなみに主語が複数の時はThere are ~ となります。
また、動詞はbe動詞の他に
第1文型を作る動詞を置くこともできます。
live(住む/いる)、come(来る)、arrive(到着する)、
exist(存在する)、happen(起こる)、remain(残っている)、
stand(立っている)、follow(続く)、seem to be(~のようだ)
used to be((かつては)~があった)など
もう1つ、注意するポイントがあります。
それは
there is 構文の疑問文です。
there is 構文を疑問文にするときは
there が主語扱いされ、is が文頭にきます。
簡単にいえば、is だけを文頭に移動させるだけで疑問文になります。
there is 構文と同じ仲間で
Here is 主語
の文があります。
こちらも there is 構文と同様、
第1文型をとって、主語と動詞が倒置します。
意味は
「ここに~があります/これが~です」
になります。
今日は第1文型のご紹介をさせていただきました。
ご参考にしてください!