こんにちは
令和3年度に中学英語の学習内容が変わりました。
はっきり言いますと
ヤベっ、中学英語が難しくなってるやん・・・
です。
具体的に言いますと、
今まで中学で扱わず、高校で初めて出てくる単元の
・仮定法(の一部)
・原型不定詞
・現在完了進行形
が中学で習うことになりました。
「たった3つ追加されただけでしょ?」
と思われるかもしれませんが、
仮定法は文法の中で3本の指に入る難しい部分です。
原型不定詞はそもそも「文型」と「不定詞」というものが
理解できていないとサッパリわからなくなります。
現在完了進行形も「時制」の概念が理解できてないと
グチャグチャになってしまいます。
もちろんどれも英文法の中ではとても大事な要素ではありますが、
中学生から学習しないといけないとは
文部科学省も本気を出してきました。
参考として令和3年度から中学でどのような単元を習うのかをまとめました。
中学1年生
- アルファベット
- be動詞(現在形/過去形)
- 一般動詞(3単現)
- 疑問文・否定文
- 時制(現在形/過去形/現在進行形)
- 名詞(複数形)
- 命令文・否定命令文
- 代名詞(人称代名詞/指示代名詞)
- 疑問詞(what/how/who/when/where/which/why)
- 助動詞(can)
中学2年生
- There is構文
- 時制(未来形/過去進行形)
- 助動詞(must/should/過去形/依頼)
- 接続詞(when/if/because/that)
- 動名詞
- 不定詞
- 形式主語(It is (for+人) to V原)
- 文型(2文型/4文型/5文型)
- 比較(原級・比較級・最上級)
- 受動態(平常文/疑問文/否定文/助動詞)
中学3年生
- 現在完了形(経験・継続・完了/疑問文)
- 時制(現在完了進行形)
- 間接疑問文(where/who)
- 疑問詞+不定詞
- 第5文型(make+人+形容詞/want+人+不定詞/help+人+原型不定詞)
- 間接疑問文
- 関係代名詞(主格・目的格)
- 分詞
- 仮定法(if~/I wish~)
という感じになっています。
残りの
関係副詞、強調、省略、倒置、挿入、形容詞、副詞
などは高校で扱いますが、
英文法の核となる部分は全て中学から学ばないといけません。
たしかに早い内から学習するのは良いですが、
一度つまずいたらリカバリーしにくくなります。
つまり、
成績の差がより大きくなる
ということです。怖いですね~
さらに中学英語は文法だけでなく
会話なども含まれます。
さらに、さらに、
今まで4技能と言われていたもの(Reading、Writing、Speaking、Listening)が
4技能5領域(Reading、Writing、Listening、Speaking、Presentation)という
「発表すること」が追加されました。
なので、授業のスピードがものすごく上がります。
ヤバいですね。
だからこそ、このブログを立ち上げて
中学生から英検、TOEIC、翻訳などの勉強をされている大人の方まで
英文法を体系的に、少しでも労力を少なくして習得してもらえるような
内容をお伝えしていきます!
英文法なんて、がんばれば1ヶ月でマスターできますよ!
言い過ぎだって?
いやいや、言い過ぎでないですよ!
文法はサクッとマスターして、次のステップへ進みましょう!